居候叔父さんの笑い話　

居候叔父さんの笑い話　認知症で重度の肺気腫で　殆ど寝て美味しいものを食べて　テレビを見ています。朝の挨拶が戸を開けて「生きているかい」「生きているよ」「そうかい　よしよし」が挨拶です。たまには「生きているかい」「生きているよ」「しぶとく　生きてるかい　早くいかないと私の方がタイムリミットがあるから　あの世で介護してやれないよ」と言ったら「そんなこと言わない事にしよ」と言います。『何でー』「だって寂しいもん」だって　　それでずっこけて叔父さんの寝ている蒲団の上へダイビング　　二人で大笑いです。
この頃　私のチクチク嫌みが効果があるのか　同じ事を何回でも聞くのでめんどくさいので　「聞いてもすぐ忘れて又聞くんやで聴かんでもええっ」と言ったら　「あんたは認知症やで　言うたつもりで忘れとんや」　クッソー　　一本やられた.。　夜中にお腹が空いたと言うとあかんで　　毎晩9時ごろに叔父さんの部屋へ　プリンかイチゴにオリゴ糖を賭けて持って行ってあげるんです。そこで又一言「他所のお年寄りは寝る前に　こんなん食べ取らへんのやで　ワンちゃんのお陰やで　　ワンちゃん有難うは」　「ワンちゃん有難う」と言ってます　　あまりご飯を食べないので「ご飯食べたなかったら無理して食べんでもええ　食べたいスイーツやお菓子をどんどん食べりゃあ　ええ　　生きてるうちに美味しいものをいっぱい食べようや」と言って　それから私はワンちゃんに会いに行って　それから　パソコンの仕事です　　　1日が終わり

ただ今　夜の9時　プリンを持っていったら「有難う　なんでこんな優しいの」と言うので「ちょっとでも長生きさせて　年金を1回もよけもらわなあかんで」と　言ったら「ああっ　そう」大笑いです。