小鳥屋 さくら(熊本県)

ブリーダーの日記

脱殻(だっかく)

2023.11.11

小鳥屋さくらに居る
とある中型インコペアー
3年前までは
よくヒナを孵して
いましたが
今はこのペアーは
いません。

その後、代わりに
何度か同種の種鳥を
仕入れますが
オスとメスの
相性が悪いやら

産卵するも
抱卵しないなど
3年近くヒナの誕生に
至っておりません。

2歳のオス ルチノー
1歳半のメス 
ドミナントシルバー
本年7月28日ペアー組

早速10月13日に
1個目を産卵
その後隔日ごとに
産卵し全部で5個

一般的に
この種のペアーは
メスは夜間に抱卵
オスは昼間に抱卵と
夫婦で協力するのですが

オスがいま一つ
常にメスと同一行動
昼間メスが巣箱から出て
食事休憩しますと
オスは単独で
抱卵しません。

メスが1時間ほど休憩して
仕方なく巣箱に入り
再び抱卵しています。

そんな状況でしたので
たとえ有精卵でも
孵化はしないだろうと
諦めていました。

11月1日に2羽で
食事していましたので
外付け巣箱の前板を
開け5個を検卵器で
確認しましたところ
何と3個有精卵でした。

しかし、
抱卵していない時間が
相当ありますので
期待はしていません
でした。

1週間後に2羽が
巣箱から出ている間に
再度巣箱をのぞくと
な、な、なんと
黄色いワタワタの
生れたばかりのヒナ1羽

翌日11月9日ヒナ2羽
と卵3個

そして本日、ヒナ2羽
生存していました
お母さんは子供にエサを
与えているようです。

無事に育ってくれるよう
祈るしかありません。

ヒナが自分のくちばしで
硬い殻をかみ切って
殻から抜け出したことが
殻のギザギザの形で
わかります。

この後順調に
2羽のヒナが育ちましたら
引き続き
ご報告いたします。
その折は何のヒナか
わかると思います。

では、また。ご機嫌よう
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