小鳥屋 さくら(熊本県)

ブリーダーの日記

生後2週間目のお迎え。

2020.04.20

4月4日に玉名市から
小鳥の見学に来訪された
S様ご家族。
ご両親と高校2年の娘さんの3人です。

7年ぶりに小鳥をお迎えしたいと
考えられて、下見に来訪されました。

手乗りになる
ひな鳥が希望とのこと。
そして、娘さんがマメルリハに興味を持たれ
ちょうど、アメリカンホワイトのペアーが
抱卵中で、予定では4月18日ころに
ヒナがかえります。

そのヒナを自分で挿し餌すべく
予約して、その日は帰られました。

そして、今朝いつも通り
屋外の小鳥小屋へ、

すると抱卵中の
アメリカンホワイトのマメルリハの
お母さんが、巣箱から出て
お父さんと仲良く
並んでいるではありませんか。

早速、巣箱を覗きますと
6個のたまごが。

もう冷たくなっていました。
取り出して、検卵器で調べますと

5個が中止卵(途中で発育が止まった卵)
1個が無精卵でした。

母親の本能で、孵化しないと悟り
抱卵をやめたのでしょう。

鳥小屋の定例作業を終えて
ヒナを予約されていた
玉名市のS奥様にラインで
事情を報告し
お詫びいたしましたところ

さっそく電話が入り
現在挿し餌中の
ブルーボタンインコのヒナのことを
ホームページをご覧になり存じておられ
その子を、
今日、お迎えに来たいとのことでした。

午後2時過ぎの来訪を了承し、
奥様と娘さんのお二人で
ボタンちゃんのお迎えに来訪されました。

4月2日生まれと7日生まれの2羽の
ブルーボタンインコの挿し餌中のヒナと
ご対面です。

今日で生後19日目と14日目。
あまりの小ささに
びっくりされていました。

さて、どちらの子をお迎えするのか。
お母さんと、娘さんは
しばらく考え、悩まれて

チビすけの、
妹をお迎えすることに
決められました。

娘さんに早速、
挿し餌の実技指導です。

最初はぎこちなく、
上手くお出来になりませんでしたが

しばらくしますと
上手に挿し餌が
できるようになられました。

粟玉とイグザクトをお渡しし
ホッカイロを入れた小箱に移し
お持ち帰りになられました。

本日の夕食。
上手く与えることができましたら
ご報告くださいと申し伝え
お別れいたしました。

 コロナで高校が休校のなか
 挿し餌ができて、
 本当に良かったですね。

 元気で育ち、5月20日過ぎには
 一人餌になりますよう
 小鳥屋の主人も願っています。

 では、また。 ご機嫌よう







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